枯山水の手入れ

境内のこみねかえでにばかり注目を集めますが、じつは裏庭にはシンプルな枯山水があります。小さいですが私の好きな壁越しの樹木もあり雨の日に縁に座りぼーっとすれば時間を忘れ、たまにお参りさんに気付かず、ピンポンの音で気づかされる時があるくらいです(^^;

その裏庭も掃除や手入れが一番最後になってしまい、とくに砂紋ひきが遅くなってしまうことがあります。先日、裏庭の草引きと砂紋をひくため準備していたら、ふと南禅寺の部員時代を思い出しました。
当時、拝観時間に観光客の目の前で砂紋をひかされることがよくあり、ひき始めるとみなさん足を止め、静かに見てはるのでこっちは緊張します。段々人も増え、さらに緊張し ようやく最後の線を引き終えると自然と拍手がおき照れ笑いをしていたら、先輩がニコニコしながら「はい、雲さんやり直し~」
そして、笑いが起きる(^^;9) 
言い訳になりますが、南禅寺の庭園 虎の子渡しは規模も大きく少し幾何学模様をしているので難しいのです。邪念があるとまっすぐひけないなんていいますが、本当のところはわかりませんよ~。※写真はうちの裏庭です。