和尚さんの控室

八月、全国各寺院さんにてお施餓鬼会が厳修されていると思います。今年は西日本豪雨物故者の冥福を祈るご回向を詠まれることでしょう。東日本大震災もですが未だ多くの方が行方不明でご家族の元に帰れないままです。みなさんもご自分のご先祖だけではなくそうゆう御霊のことも考えながらお施餓鬼会にて御供養なさってください。

秩父地域でも1日~16日まで連日出頭しています。

ほぼ毎日、同じ和尚さん達と顔を合わせているのですが、年齢の幅も30代~80代 出身道場もバラバラ 秩父出身でない和尚さんもいはります。しかし、なぜか他愛もない話が盛り上がります。昔の話も聞け、いろんな情報交換もでき良い空間です。

そんな中でのこぼれ話、秩父では麺類を食べやすくひと塊にすることを「ひとぼっち」といい数えるらしいです。それを関西出身の私がたまたま檀家さんに聞いて知っていたので、若手の和尚さんに「ひとぼっち」の話を振ってみると、生え抜き和尚さんでも知っている方知らない方色々あり、そのあと帰ってご家族も巻き込んで盛り上がったみたいです(^^;) もちろん法要が終わってのひと時です。 

他愛もない会話のできる温かい家族の元へ早く帰れますようにと改めて手を合わせます。